君のスケッチ帖

いたいけな中年がマンガを描いたり本を読んだりするブログ。

28頁目アタリ

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下書きでたいへんなのは背景と人物のレイアウトを考えるのとアクションの構図をキャラクターのポーズを考慮しながら決めていくことで、作品を作り始めてからこの4ヶ月のあいだ、その作業を一コマずつ行ってきたんだけど、どうもこのやり方が原稿のはかどらない原因なんじゃないかとようやくのこと気づいた。

時間のある週末に手強いこの作業をなんとかこなし、週日の帰宅後の細切れの時間を仕上げに当てればもっと効率よく作業が進むんじゃないか(それでも平日は就寝までにせいぜい1時間ほどしか原稿に割く時間を確保できないんだけど)。帰宅してわずかな時間を原稿用紙を見つめるだけで悶々と過ごすより、着地点がかなり明瞭に見えてる状態で向かい合う方が精神衛生上ずっとよろしいように思う。

…というのはマンガを描くうえでのイロハに属する類のはなしで、今までなんでそうしてこなかったんだ?ということなんだけども。ほんとうはネームの段階で全ページ全コマそれができてなきゃいけない。それがしんどくてざっと文章で案を書き出しただけで作業に入ってしまったもんだからいまのこの体たらくがあるようなもんで、4ヶ月前の自分に拳骨差し上げたい気分である。横着すんなと。