下書きがざっくりとできあがり。後景の余白はどう埋めてよいのかイメージが湧かなかったので塗りでふわっと処理するしかない。
これまでははじめに人物のポーズなり構図なりのイメージ有りきで絵を描き始めていたんだけれど、ほんとうは、まず背景や風景も込みでイメージを膨らませて手をつけ始めるのが正解なんだと思う。ビジュアルライブラリという言葉をスコットさんの本で知ったけれど、いろんな建築の構造とか風景なんかの視覚的な知識をどんどん蓄えていかなきゃならない。なにかひとつ描こうとするたびに手が止まっていたんじゃこのさき手詰まり待ったなしである。