君のスケッチ帖

いたいけな中年がマンガを描いたり本を読んだりするブログ。

アシルと亀と壁の模様

 まだまだペン入れ中。覚悟を決めて壁紙のパターンに手を入れる。


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 正方形のパースのつけ方はなんとか解決した。(一点透視にかんしては)解けてしまえばかんたんな話で、任意の寸法と場所に描きこんだじっさいの正方形を消失点に向けて変形するだけのことだった(二点透視にかんしては同じ手続きでももうひと手間かかりそうだけど、そこは今回はスルー)。
 理屈としてはかんたんな話だったんだけど、そこに細かな柄を描きこむ段となると、実際上とても面倒なことになってくる。画面の端、消失点に近づけば近づくほど、描きこむスペースが縮小されていくわけで、天井部分とか車室の端のあたりなんかは、自分の技量的な限界で、丸ペンを使ってもパターンの正確な再現は困難だ。輪郭がよれによれてしまっている線しか引けないので、色を乗せる領域も確保できない。最終的にきれいな柄にならないことは今から目に見えてるんだけど、色塗りは毎回おまけ程度のものだと割り切っているし、じゅんすいにペンの練習として作業を続行していこうと思っている。こればっかりは仕方ない。