刃渡り50センチほどの刃物のようなもの
2回描きなおしてようやく構図が安定した。気がする。
ブログ表示では前回の画像とあんまり違わないんだけれど、手元の実物ではずいぶん印象が変わっている。じっさいに測ってみればたぶん、配置の1センチのズレ、角度の5度の傾き程度の微妙な差なんだけど、A4サイズの紙面の上ではその小さな誤差からそうとう大きな印象の違いが生じてしまう。この構図がはたしてほんとうの正解なのかどうかはわからないけど(半年後には間違いに気づくかもしれないし)、でも違和感を感じたらそのつど粘り強く訂正していけば、その時点で、描いている本人なりに納得することはできる。諦めない心なり。
題材はヒロチャから「忍者」と「隠された針」のバトルシーンの再現のつもり。どっちのキャラも中列の軽量級アタッカーというポジション。忍者はこのゲームのバランスブレイカーみたいなぶっ壊れ性能で、PvP戦では対策を怠ると一体でチーム全滅もあり得るというくらいのめちゃくちゃなキャラクター(いまだにしょっちゅう敵忍者に引っ掻き回されて負けてる)。隠された針の方は後方から魔法支援をこなしつつ重たい究極スキル(必殺技みたいなもの)で劣勢をひっくり返す可能性を秘めた、集団制圧にも長けた良キャラクター。じっさいにこのイラストみたいな一対一のシチュエーションになったら忍者の圧勝だろうけど、どっちも好きなヒーローなので描いていてとても楽しい。
これから背景を入れるかどうかまだ迷っているけど、とりあえずはもう少しだけ細部を入れてみて様子を見ることにする。